
美幌町で暮らす外国人技能実習生らの交流パーティーが19日、美幌町民会館で開かれ、実習生が各国の料理を調理して味わった。
全4回で言葉や文化を学ぶ美幌町教育委員会の講座「やさしいにほんごでみんなハッピーに!」の最終回。実習生らはこれまでの3回で、一般社団法人にほんごさぽーと北海道(十勝管内音更町)の指導で、買い物の仕方や公共交通機関、病気の症状の伝え方、ごみの分別などを学んできた。
パーティーには中国やミャンマー、フィリピン、インドネシアなど各国の実習生、町民ら約30人が参加。多国籍の6グループに分かれ、バナナに衣をつけて揚げるインドネシアのピサンゴレン、小麦粉の生地を延ばしたりねじって揚げる中国の菓子、黄色い粉やナンプラーを使って炒めるチキンポテトなど6品を調理した。
それぞれの料理を知る国の実習生がリーダーになり、教えながら楽しく調理。完成後は、分かりやすい日本語で調理方法を紹介し合い、和やかに会食し、交流した。 (浩)
