インフルエンザ対策─厚労省Q&Aより

2025-11-27 掲載

(その他/社会)

北見地方でも猛威、警報が発令

 全道的にインフルエンザが猛威をふるい、北見地方でも警報が出されるなど患者数の増加が続いています。インフルエンザを予防するための基本対策を厚生労働省のウェブサイト「インフルエンザQ&A」から紹介します。

基本に立ち返り手洗いや適切な湿度管理を

Q インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?

A インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。

①流行前のワクチン接種

 インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されております。

②外出後の手洗い等

 流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

③適度な湿度の保持

 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

⑤人混みや繁華街への外出を控える

 インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

キーワード

  • インフルエンザ

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー