
女子カーリング日本代表の近江谷杏菜選手の家族として応援旗を受け取った、父親の近江谷好幸さん(67)は自身もオリンピアン。1998年長野オリンピック男子カーリング日本代表のセカンドで出場した。次ぐ2002年ソチオリンピックでは女子日本代表(シムソンズ)のコーチとして出場している。
「あの頃は世界のことは何も分からず出場していた。長野オリンピックの準決勝進出を懸けたアメリカ戦の悔しさは今も忘れない」と近江谷さん。「今の選手達はレベルの高い世界の中で戦っている。昔とは比べ物にならない。自分が出場したとき以上に娘の応援に力が入る」と話す。
小野寺佳歩選手の父親の亮二さん(65)も近江谷さんと同様にかつて常呂中学校に通った。「50年前もこの校舎だった」と懐かしむ。
小野寺さんは常呂のジュニア育成に尽力した一人。佳歩選手らが中学生のとき日本選手権で連続3位になった頃からコーチを務める。人情味あふれる指導のほか応援も熱く、ことさら娘さんのことならなおのことのよう。
前回出場の2014年ソチオリンピック前日にインフルエンザにかかり、まともに戦えていない。「昨日、最終合宿地のスイスに着いたと連絡があった。今回は大丈夫のようだけど、いつ罹るか分からないので」と心配する。10日に日本を発って現地へ。中学・高校生の応援旗を持って〝世界一の声援〟を送る。 (寒)