
美幌町相撲スポーツ少年団と津別相撲少年団の小中学生が6日、青森県弘前市で開かれた第3回若の里相撲大会に出場した。団体戦小学生高学年の部と個人戦小学生低学年の部でそれぞれ3位に入賞するなど活躍し、自信を深めた。
弘前市出身で、大相撲の元関脇として活躍した若の里さんの名を冠する大会。美幌から廣畑敬太くん(美幌小5年)、中武誠一郎くん(同6年)、永澤慶樹くん(同)、津別から増田翔大くん(津別小2年)、池田湊くん(津別中1年)が出場した。
美幌の3人が臨んだ団体戦は北海道、東北から13チームが出場した。美幌は予選リーグを3戦全勝で通過。決勝トーナメント初戦では八戸のチームを3―0で下したが、準決勝で田舎館のチームに1―2で敗れた。
大将の永澤くんは「みんなの頑張りで3位に入賞できてとてもうれしい。中学生になっても全国大会でみんなで入賞したいです」と話した。
個人戦には美幌の3人と増田翔大くん(津別小2年)、池田湊くん(津別中1年)が出場。このうち小学生低学年の部で増田くんが3回戦を勝ち抜いた。準決勝で惜しくも敗れたが「大きな大会で初めて3位になれてとてもうれしい。応援してくれた先輩たちのお陰です」と喜んだ。
5人を指導する白尾聡さん(42)は「子どもたちの努力が実を結び、とても良い内容でした。将来、大相撲を目指す子もおり、相撲王国北海道が復活したと言われるよう、今後も期待したい」と話した。 (浩)