
美幌、津別、大空の3町でそれぞれ相撲に取り組む小中学生が、7月13日に渡島管内福島町で開かれた第27回千代の富士杯争奪相撲大会で、団体戦中学生の部で初優勝を飾るなどの活躍を見せた。団体戦で優勝した3人は、8月に大阪府で開かれる全国大会に出場する。
大会は北海道と青森県の小中学生が出場し、個人戦と団体戦が行われた。
団体戦中学生の部で初優勝
「チーム一丸で掴んだ優勝、全国も頑張りたい」
美幌町相撲スポーツ少年団、津別相撲少年団、大空町相撲クラブの選手たちは、苫小牧相撲少年団の選手とともに「北海道SC(すもうクラブ)」として出場。池田湊くん(津別中1年)、中口龍輝斗くん(大空女満別中1年)、佐藤魁吏くん(苫小牧光洋中2年)の3人で臨んだ団体戦中学生の部で、札幌、福島の少年団を退けて優勝した。
大将を務めた池田くんは「チーム一丸になって優勝することができてうれしいです。全国大会も頑張ります」と声を弾ませた。
中武誠一郎くん(美幌小6年)、永澤慶樹くん(同)、梅田桜佑くん(同)で臨んだ団体戦小学生の部は、決勝で惜しくも札幌の少年団に敗れ、準優勝だった。
個人戦では、小学2年生の部で中口輝虎くん(大空女満別小2年)が1位。5年生の部で廣畑敬太くん(美幌小5年)が3位、中学生の部で池田くんが2位に入った。 (浩)