連載 わが家の防災ガイド

2026-01-13 掲載

(北見市/社会)

「火事だ!」まずは周囲に異変を知らせて

通報後、身近なもので初期消火
難しければ避難を

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 空気が乾燥し、暖房器具の使用も増えるこの季節は、建物火災が多く発生する。連載5回目は「北見市防災いつでもノート」から「火災対策・初期消化の3原則」を確認していこう。

【①早く知らせる】

 「火事だ」と大声を出して援助を求める。声が出なければ、鍋ややかんなどを叩き、周囲に異変を知らせる。どんなに小さな火でも、119番に通報する。状況に応じて消火に当たり、近くの人に通報を頼む。

【②早く消火する】

 出火から3分以内が初期消火の限度。水や消火器のほか、座布団で叩いたり毛布で覆うなど、身近な物を活用する。

 ◆火元別初期消火のコツ

 ◇油なべ=水をかけるのは厳禁!消火器がなければ、濡らした大きめのタオルやシーツを手前からかける。

 ◇石油ストーブ=真上から一気に水をかけて消火(斜めにかけると石油が飛び散り危険)。石油が流出する場合は、毛布などで覆ってその上から水をかける。

◇衣類=着衣に火がついたら、すぐに転げまわる。髪の毛は、化繊以外の衣類やタオルを頭からかぶる。

◇風呂場=出火後、いきなり窓を開けるのは禁物。ガスの元栓を締め、徐々に窓を開け、消火する。

◇電気製品=いきなり水をかけると感電の危険がある。まずはコードをコンセントから抜いて(できればブレーカーも切る)消火する。

◇カーテン・ふすま=カーテンを引きちぎり、ふすまを蹴り倒して火元を天井から遠ざけて消火する。

【③早く逃げる】

 天井に火が燃え移ったら消火の限界。速やかに避難する。その際、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を絶つ。低姿勢を保ち、マスクやタオルで口をふさいで逃げる。

 次回は「消火器の使い方」を紹介する予定だ。 (知)

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