網走市のごみ処理 プロポーザル方式の効果は? ㊤

2026-01-15 掲載

(網走市/社会)

初のプロポーザルは〝企画力〟重視

 網走市は今年度からの3カ年にわたり、ごみ最終処分場と破砕リサイクル施設を管理・運営する委託業者を選定するため、前例のない公募型プロポーザル方式を導入し、北見市の業者に決定した。北見市の業者がプレゼン審査で説明した処分場の延命化策が高く評価された形だ。延命化策の効果を紹介する。 (大)

北見の業者の延命化策を高く評価
処分場「満杯まであと4年」

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■高い評価

 ごみ最終処分場と破砕リサイクル施設の委託業者はこれまで、指名競争や一般競争入札で決めていた。約20年間にわたり地元業者が担ってきたが、「企画力」に重点を置いたプロポーザル方式により、北見市の業者が選ばれた。

 北見市の業者はプレゼン審査でごみ最終処分場の延命化策を紹介し、高く評価された。審査結果では、北見市の業者の総合評価点は851点、地元業者は704点だった。

 高く評価された理由は、「北見市の業者は、自社所有の最終処分場を維持管理してきた経験に基づく、減容化策の実施方法や取組体制が具体的な提案」(審査結果報告書より)だったからだ。

経験に基づく具体的な提案で
地元業者に大きく差を付け

■具体的な提案

 北見市の業者がプレゼン審査で示した延命化策はいくつかある。一部を紹介する。

◎埋め立てごみに入っている資源物(ごみ)の抽出

◎ごみから鉄くずを抽出

◎資源ごみの手選別ラインで作業する「従業員の2交代制」

◎覆土(ごみ処分場に搬入した埋め立てごみの上を覆うための土)の調整による減容

 …………………

 網走市のごみ最終処分場は本来、2032年度までの15年間使えるはずだった。しかし、生ごみの100%たい肥化などが計画通りに進まなかったことなどから、現時点では「あと4年で満杯」になると試算される。

 市は、北見市の業者による独自の延命化策に大きな期待を寄せている。

キーワード

  • プロポーザル
  • ごみ処理

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