函館在住の児童文学作家、森越智子さんの講演会「想像力が平和をつくる―ふたつの物語ができるまで―」が23日(金)午後6時15分から、置戸町図書館で開かれる。入場無料。町民以外の参加も歓迎している。
森越さんは、太平洋戦争中に中国で日本軍に連れ去られ、過酷な労働に耐えかねて逃走し、13年もの間、北海道の山野で生き抜いた劉連仁(りゅうりぇんれん)さんの実話を基にした「生きる 劉連仁の物語」(童心社)を出版。昨年6月には、被爆者手帳を手がかりに12歳だった父の足跡をたどる「Garden 8月9日の父をさがして」(同)を刊行。
戦争の加害と被害の両面を描いてきた森越さんが、歴史の事実を正確に知り、想像力を持って自分事として考える大切さなどを語る。
講演会を主催する同館は、町内にも中国人が強制労働をさせられた事業所が存在した歴史があることから「講演を通じ、物語の中の出来事ではないことを知ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
申し込み不要。問い合わせは同館(0157-52-3202)。