
訓子府町の住民同士のつながりを考える「ささえあい講演会」がこのほど、町公民館で開かれた。約60人が参加し、訓子府で〝暮らしきる〟ために何ができるか、自由な発想で意見を交わした。
講演会には、4年にわたり同町の地域のつながり支援に携わってきた、NPO法人「全国コミュニティライフサポートセンター」のささえあいプロジェクト参事、橋本泰典さんも出席した。
前半は生活支援コーディネーターの永井しおりさんが活動を報告。後半は「訓子府で〝暮らしきる〟妄想会議」と題し、参加者がグループに分かれて、地域で大切にしたいことや「いいな」と思うことをテーマに語り合った。
妄想会議では、「ちょっとしたことに手を差し伸べられる人になりたい」「自分のことは自分でできる環境がいい」「孤立はしないけれど、1人の時間として孤独になりたいこともある」「1人では不安でも、誘われれば集まりに参加できる」などの声が上がった。参加者たちは、さまざまな意見に耳を傾けながら、無理なく続けられる支え合いの在り方を、それぞれが思い描いていた。
橋本さんは「つながりにも強弱がある。これまで続けてきたことを、体調や年齢に応じて変えていくことも大切」と語り、「これから大切にすべき答えは、すでに皆さんの中にあるのではないでしょうか」と締めくくった。 (理)