連載 フォルティウス個別インタビュー

2026-02-10 掲載

(北見市/スポーツ)

ミラノ・コルティナ冬季五輪
女子カーリング日本代表
オンライン会見より 近江谷杏菜選手①

 ミラノコルティナ冬季オリンピック女子カーリング競技の日本代表(フォルティウス)がいよいよ大舞台に登場する。日本時間12日午後5時5分からのスウェーデン戦で開幕。これを前に1月、個別にオンライン会見に臨み、それぞれ意気込みを述べた。フォルティウスのチーム名に由来する強さの秘訣は「粘り強さ」だという。北見市常呂出身の3選手を紹介。トップバッターの近江谷杏菜選手(36)のインタビューからは、チーム内の共通認識を自分ごととして落とし込み、氷上で表現している様子がしっかりと見えてきた。 (寒)

リードとして素直な投球に集中
情報採り入れ、勘とのバランスとり

1月札幌市での公開練習で == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
1月札幌市での公開練習で

―アイスの状況を早くつかむため、フォルティウスはどのような取り組みをしていますか

近江谷選手「ふりかえりの中で、何エンド目からどんな変化が出てきたとか、それが滑りだったり曲がりだったりするんですけれど、それを確認するようにしています。その情報は次の試合には生かされないんですけれど、試合の中でそれを覚えているのが大事で、そのときに周りのチームメートと共有できているか、コミュニケーションが取れていて、ちゃんと認識がみんなで揃っていたのか、ズレがないかを確認しています」

―リードの難しさは

近江谷選手「ある程度、情報を採り入れながらも、考え過ぎると感覚が鈍ってしまうので、得られた情報をロジカルに考えていくことと、勘で投げるバランスが大事だと思っていて、それが最近、自分的にはいいショットにつながっているかなと思う」

近江谷選手「私のところでは、私の投げた結果が一番の材料になる。私が投げる前にどうこう考えるというより、私の投げた石でそのシートの滑りを把握するというのが大きな役割の一つだと思う。参考にならないような投球ではなく、私としては、ほどよい蹴りをして、いつもと同じくらいの伸ばし加減で石を離すことを心がけている。石の情報が次に生かされ、いい投球として情報源になるので、私のところではなるべくそのような〝素直な石〟というか〝読みやすい石〟を投げることにとても集中しています」 <つづく>

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