—チームでバレエストレッチを取り入れられているそうですが、体の変化は
小野寺選手「私はすごく体が硬くなりやすいので、柔らかくするように心がけています。パワーもつけつつです。ちょっとずつ年齢を重ねてはいるんですけど、まだまだ追い込めそうです。もともとパワー系で、筋力でねじ伏せるみたいな感じの動きがあったんですけど、それが自分が動きたいように動けるようになりました。デリバリーの安定性がすごく増してパフォーマンスも上がった感覚があって、自分としては本当に取り入れて正解だったなと感じますね」
—小・中学、高校、大学と陸上競技を併せてやってらっしゃいました。今、カーリングに生きていることは
小野寺選手「基本的なフィジカルのベースはもろにカーリングに生きています。今でも陸上競技のトレーニングを2、3継続し、取り入れてやっています。跳んだり、走ったり、投げたりというのは体の基本ですし、そこを幼い頃から強化できたのはカーリングに生かされているなと感じます。それとメンタル面でもピーキングの持っていき方とかは陸上と似てるのかなって」
—小野寺選手に対してはパワーとか筋肉とかいう話が多くなりがちですが、繊細なメンタルの持ち主だと常々思っています。先日のオリンピック枠獲得の大会では試合直後、父親の亮二さんも涙を流していました。涙もろいのは父親譲りですか
小野寺選手「オリンピック出場が決まった瞬間ですね。泣かせたというか、やっぱり喜んでほしいですね。かつて父にコーチしてもらったこともあるんですが、良い悪いはほとんど言いません。技術面が多いです。今回の決定戦では『素晴らしかったし、強かったよ』って言ってくれました。いろんな人に応援していただいているんですけれど、やっぱり家族が喜んでいる姿をみるのは幸せなものです。12年前は活躍している場を見せることができなかったので、今回は全力でカーリングを楽しんでいる姿を見せたいなと思っています」 <つづく>
