
今月8日の衆院選で、網走市議会の古都宣裕市議(43)=3期、無会派=が二重投票を試みたことが判明した。期日前投票を済ませたにもかかわらず、投票日に再び投票しようとした。本人も認めている。
市選管によると、古都氏は入場券を持たずに期日前投票所に行き、受け付け手続きを経て、投票を済ませた。
古都氏は投票日の今月8日、投票所に行き、期日前投票の際に使用しなかった入場券を提出し、投票用紙を受け取ろうとした。しかし、会場での名簿照会で投票済みであることが判明したため、投票するまでには至らなかった。
本紙取材に対し、古都氏は「今回の衆院選において、期日前投票時の本人確認では免許証などの提示が不要で、生年月日のみだった」ことを踏まえ、「投票システムに穴はないのか確認することが目的だった」と説明した。
市選管によると、当日の投票所にいた市民が通報し、網走署員が投票所の事務従事者から事情を聴いた。
事態を重くみた同市議会の松浦敏司議長は13日、「公正かつ適正に執行されるべき選挙事務を混乱させるもので、極めて不適切。法令に抵触する疑いも強く、断じて容認できるものではありません」とのコメントを出した。 (大)