常呂町健康温水プール廃止を可決

2026-03-02 掲載

(北見市/政治)

北見市議会総務教育常任委

賛成3、反対3…委員長判断で

 北見市常呂町健康温水プール条例を廃止する条例案が2月26日、市議会総務教育常任委員会で可決された。委員7人のうち浦西孝浩委員長を除き賛成3人、反対3人の同数となり、委員長判断により可決した。

 同プールは現在、6~9月の4カ月間開設。学校の水泳授業や少年団活動、市民の健康づくりなどに利用されている。市は施設の老朽化や利用状況、今後の維持費などを勘案し、市財政健全化アクションプランで今年度末での廃止を打ち出した。

 しかし社会・教育施設として重要な同プールの存続を求める住民が「守る会」を発足。署名活動を行い、市に要望書を提出するなど廃止反対の声を上げている。

利用実態や今後の維持費など考慮し
社会教育施設として「優先順位低い」

 所管する社会教育部の審査では、開設期間の短縮や温水の取りやめによる経費節減など存続に向けた検討状況や水泳授業、少年団活動の代替施設などについて質疑が交わされた。また、高谷ひかる部長は「利用実態や費用などをトータルで考えたところ、社会教育施設としての優先順位は低い」との考えを示した。

 林裕委員(志)と菊池豪一委員(日本共産党)が反対の立場で討論。林委員は「(プールを所管する)社会教育部と(水泳授業を所管する)学校教育部の提案が一致せず混乱を招いている。1、2年延期して住民の声に耳を傾け、議論を深める必要がある」。菊池委員は「私の試算では690万円程度の経費節減が可能。廃止の判断は早すぎる」などと述べた。

 採決では林委員、菊池委員、森谷隆文委員(かけはし)が反対した。 (柏)

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