置戸町議会の定例会が9日開会し、初日は深川正美町長が行政報告を行ったほか、町提出の条例案などについて審議した。
冒頭、深川町長が置戸町福祉施設の指定管理者の辞退について報告した。
それによると、置戸町特別養護老人ホーム「緑清園」と養護老人ホーム「常楽園」を運営する指定管理者の社会福祉法人置戸町社会福祉協議会から「努力してきたが今後の経営改善の見通しを立てるのは極めて難しく、運営継続が困難。2026年度末をもって指定管理者を辞退したい」旨の申し出があり町は2月25日に受理した。
深川町長は「きわめて残念。入所者が安心して暮らしていけることを最優先に、早急に方向性を定めていかなければならない」とし、複数の議員が今後の体制などについて質問。「具体的な段階に至っていない。少し時間が掛かりそう」などと答えた。
議案審議では町の移住体験住宅の設置に関する条例について、町拓殖に整備してきた2戸が完了し、4月から稼働。定住促進を目的とし、旅行に伴う宿泊ではないことなどを条例に盛り込んだほか、町は自治活動など地域住民との交流も積極的に勧めたい考えを述べ、可決された。
補正予算などの審議を行い、15日午前9時半からは恒例のサンデー議会を開催。養護老人ホームの稼働率といった高齢者福祉に関する町長への一般質問など4人が登壇する。 (寒)