ヒグマ対策の緊急銃猟地上訓練

2026-03-20 掲載

(置戸町/政治)

置戸町議会 サンデー議会に4議員が登壇
5月頃までに実施できるよう協議

町民が傍聴する中で深川町長に質問
将来のビジョンや子育ての町づくりなど

 町民の町議会傍聴の機会拡大へ年1回、日曜日に開催する、置戸町の「サンデー議会」が15日に行われ、議員4人が一般質問に登壇した。

 柏原勝議員は、ヒグマ対策とエゾシカなどの有害駆除・狩猟対策について「ヒグマによる人身被害は町内では約40年前を最後に発生していないと思うが、全国的には昨年も被害が深刻化している」として町内で未実施の緊急銃猟対策の地上訓練の必要性について質問。

 深川正美町長は「意見交換や職員間の情報共有は図っているが、猟友会、警察と町との実施訓練はまだやっていない。5月頃までに実際の緊急銃猟を想定した訓練を実施できるよう協議していきたい。訓練を通じて、関係機関の連携確認や課題の洗い出しを行いたいと考えている」と答えた。

 さらに柏原議員は、有害駆除の対策支援について聞き、深川町長は「令和7年度はエゾシカ1021頭、ヒグマ50頭分について駆除者の経費負担減へ別枠で750万円の交付申請を行った。8年度の有害鳥獣関連対策予算を前年度比300万円増の1900万円とし予算計上した」と述べ理解を求めた。

 石村吉博議員は将来ビジョンについて「町は何をめざし、何を柱に生き残っていくのか。町の魅力や価値をどのような言葉で伝えるのか、町のトップが明確に示していく必要がある」と町長に迫った。

 深川町長は「欲張りなのかもしれないが、この町のすべてを失いたくない。一方で変わっていかなければ守れないものもある。一番誇れるのは『人を思いやる気持ちが強い町』だということ。自慢できるのは建物でも施設でもなく『人』だと自信を持って言える」と胸を張った。

 石村議員は、住み続けたくなる町、選ばれる町へ「子ども達への投資は未来に直結している。一人ひとりの顔が見える子育てができる町として『少ないことを強み』にする町づくりをめざして」と提案。

 深川町長は「子どもは希望であり、未来である。議員の意をくんで取り組んでいきたい」と述べた。

 このほか嘉藤均議員、石井伸二議員が一般質問を行い、町民ら12人が傍聴した。 (寒)

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