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2017/12/01掲載(北見市/社会・本紙連載)

保全・改善への取り組み紹介

常呂川の災害復旧事業が行われる中、網走開建北見河川事務所は今秋、常呂川にそ上したサケの産卵床の保全を始めた。工事現場付近で産卵床調査を行い、サケの卵の保護など、工事の影響を最小限にとどめる取り組みを続けている。

土のう残しサケの産卵床保全
北見河川事務所が常呂川で調査実施
災害復旧事業の影響軽減目指す

工事終了後も産卵床保護のため置いたままとなった大型土のう(訓子府町日の出)

工事終了後も産卵床保護のため置いたままとなった大型土のう(訓子府町日の出)

29年度の常呂川の復旧工事個所は、河岸流出や河川施設損壊など大きな被害を受けた24カ所で、調査は9月5日からこれまでにそのすべての現場で行った。

 工事は大半が北見市端野と常呂に集中しているが、産卵床が過去に確認されている北見自治区と訓子府町内の2カ所で確認された。

 調査は事務所職員らが工事現場付近の流れの緩い浅瀬を歩き、すり鉢状になった川底やピンク色のサケの卵を確認する方法で行った。

 これまでに産卵床が見つかったのは、北見市北上の開成橋下流の左岸と訓子府町内の日の出大橋下流で、ともに工事現場付近。

 複数の産卵床が見つかった北上では産卵床が現場から100メートル以上も離れているため「影響はほぼみられない」(同事務所)として、そのまま保全。

 一方の日の出橋下流では、川の流れを右岸側に寄せる目的で設置された大型土のうによってできた浅瀬で見つかった。「工事はほぼ終了しましたが、土のうを撤去すると、流れが戻り産卵床に影響が出るため土のうを一定期間、そのままの状態にし、ふ化を促進させたい」(同事務所)としている。

 同事務所は「サケのそ上はこれからも続くので年内も産卵床の発見に努め、工事の影響を抑えたい」と話している。 (澄)

 

常呂川でのサケの自然産卵風景

常呂川でのサケの自然産卵風景