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北見の上仁頃川の「紅葉橋」

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2017/12/26掲載(北見市/社会)

管理者不在のまま使用中

北見市内の上仁頃川に市の橋梁台帳に記載がなく「ないはず」の橋が存在し、人が通っている。市が35年前に廃止した「紅葉橋」。市は4年前に地元に「使っていいよ」と使用を認めているが、管理者不在のままでは、安全性の確認や災害、事故発生時の責任はどうするつもりなのだろう…。

35年前に廃止
市が地元に使用認めるも
安全性確認や災害、事故発生時の責任は

管理者不在のまま使用されている紅葉橋

管理者不在のまま使用されている紅葉橋

紅葉橋は昭和38年の建設。橋長8メートルほどのコンクリート製ボックスカルバート橋。上仁頃市街から約300メートルほど昭和寄りの上仁頃川に架かっている。

 建設当時、農道として使われていたが、その後、道の農業基盤整備事業の一環として現在の昭和上仁頃間道路の整備に伴い、ルートが変更されたため道路自体が昭和57年に廃止された。廃止によって市の橋梁台帳から姿を消した。

 平成25年夏、本紙がその存在に気づき市の道路管理課に通報。記録を探したが「橋の廃止手続き」の書類だけが見つかった。当時、同課は「市が管理者であり撤去すべき橋であることは確か。早期に撤去したい」としていた。

 その後、地元に撤去に伴う聞き取りを行う際、今も使っているという住民がおり市は当面の利用を認めた。

 同課はその際、市普通河川条例に基づく「河川の占用許可」を申請する必要があったが、これを怠ったままで管理責任の所在も不明のまま放置している。

 市道でもない道路の「河川占用許可」は難しく市は対応に苦慮している。橋の安全性の確認など何の対応もしないまま、この問題は年を越そうとしている。     (澄)