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授与式で講演

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2017/02/16掲載(北見市/社会)

林白言文学賞・加藤多一さん

エッセー「兄は沖縄で死んだ」思い語る

管内にゆかりのある優れた文芸作品に贈られる、第21回林白言文学賞の授与式が11日、北見市民会館で行われた。エッセー「兄は沖縄で死んだ」(高文研)で文学賞に選ばれた滝上町出身で小樽市在住の童話作家・加藤多一さん(82)を表彰した。

 林白言文学賞会議の平野温美代表代行から表彰状を受け取った加藤さんは、あいさつを兼ね、「沖縄をつなぐ心」と題して講演した。

 受賞作は、昭和20年に沖縄で戦死した次兄の輝一(こういち)さんが「なぜ死ななければならなかったのか」を、7回の沖縄訪問を通して綴った。

 加藤さんは「沖縄に戦後はない。沖縄の人は戦後零(ゼロ)年という使い方をする」と説明。米軍基地の反対行動に参加した体験などを話し「うちのこうちゃんが殺されて、ちょっとやそっとじゃ怒りがおさまらない。世界中で二度と戦争が起きないようになんとかしたいと思ってこの本を出しました」と明かした。

 林白言氏のエッセー「父の帰国」も紹介。林氏との思い出も語った。(菊)