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書への新たな思いこめ最後の作品展

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2018/05/26掲載(北見市/社会・文化)

北見・栗山子峰さん(83)

60年余りの指導者生活に区切り
人・ひと・240度

北見市内で「栗山子峰書道会」を主宰する書道指導者、栗山子峰さん(83)。60年以上にわたり書を教えてきたが健康上の理由から、現在NHK北見放送局ぎゃらりーで開いている書道会の作品展を最後に、指導者生活にひと区切りをつける。

 津別町出身。中学1年で書道と出合い、道学芸大学旭川分校で書道を専攻し、赤石蘭邦氏に師事した。卒業後は中学校教員のかたわらで書道にいそしみ、昭和32年に津別で同会を発足。退職後は北見市内で指導している。

 栗山さんは、手本ありきの画一的な指導ではなく、「育てる」ということに重点を置き、一人ひとりの個性を生かした指導を心掛けてきた。「自分で自分を育てる『自己教育力』をどう高めるかをいつも考えてきました」と振り返る。

 しかし、昨秋に心臓の病気を患い、書道会の活動に幕を下ろすこととなった。指導にあたった約60年を振り返り「人を育てるということは非常に時間が掛かります。そういう意味では長いようで短く、指導者としてもまだまだやりたい気持ちは尽きません」と心境は複雑だ。

 書道会最後の作品展には「日新」と書いた創作書を発表した。「余計な雑念のない素直な作品にできた」と語り、新たな気持ちで書に向き合っていく決意を込めている。

 栗山さんは会員達へ「書道は墨で描く抽象画だと思います。歌手と同じで詩歌を理解して表現することを大切にしてもらいたい」と期待を込める。

 同会最後の作品展は、NHK北見放送局ぎゃらりーで28日まで開かれている。  (理)