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連載 高齢ドライバーの現状 (1)

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2019/08/03掲載(網走管内/社会・本誌連載)

管内の運転免許証自主返納が急増

高齢ドライバーによる痛ましい交通事故が全国各地で相次ぎ、各メディアが大きく報じるなど社会問題化している。都市部に比べ公共交通網の手薄なオホーツク地方では、高齢になってもマイカーを手放せない人も多く、難しい課題となっている。運転免許証自主返納の状況や高齢ドライバーの特徴などを連載で紹介する。

前年比で5月は1.5倍、6月2倍
4月の東京・池袋の暴走事故影響か

オホーツク管内で自動車の運転免許証を自主返納する人が、5月から急増している。道警北見方面本部交通課によると、5月は前年同月比30人増の97人、6月は同54人増の104人だった。同課は、高齢ドライバーによる交通事故が相次いで報道されていることが一因とみている。

 東京・池袋で高齢ドライバーの暴走により2人が死亡した4月の交通事故発生以降、全国各地の高齢ドライバーによる交通事故が相次いで報道されるようになった。

 管内における運転免許証の自主返納者数は月によってばらつきがあるものの、2017年が計724人、18年が計706人で月平均約60件だった。今年は1月55人、2月49人、3月83人、4月65人で推移。5、6月と急増した。

 運転に関する適正相談を受けている北見運転免許試験場(北見市大正、0157・36・7700)には、加齢や病気で運転に不安がある人などからの相談が寄せられている。

 内容はさまざまだが、医師から認知能力の低下を指摘されても自覚がないため運転を続け、心配する家族が相談に訪れるケースもあるという。

 一方で「通院や買い物に困るので、運転に不安があっても免許証を返納できない」という声も多い。

 糖尿病を患う70代の男性は「運転には自信があるが、ウインカーを出そうと思ってワイパーを動かしてしまったことがあり、一瞬、パニックになった。返納も考えたが、通院や生活のことを考えると、まだ免許証は必要」と語る。

 同試験場は「運転に不安を感じたら、遠慮なく早めに相談を。家族だけでなく、町内会など身近に運転の心配な人がいたら、警察や試験場に連絡してください」と呼び掛けている。    (匡)