2市8町と振興局が研修会
2市8町と振興局が研修会
2020/01/28掲載(美幌町/社会)
防災・減災への知識、連携深める
美幌駐屯地で災害派遣など講義
陸上自衛隊美幌駐屯地の隊区2市8町とオホーツク総合振興局の防災担当職員を対象にした災害対処研修会が20日、駐屯地で開かれた。
2016(平成28)年に駐屯地と2市8町などが結んだ「防災・減災対策への支援に関する協定」に基づく訓練。防災の知識や災害への備えを学び、関係機関の連携を深める狙いで、17年以来4回目の今回は、各市町などから職員17人が参加した。
第6普通科連隊の伏見公宏第3科長が講義し、自衛隊の災害派遣基準や派遣から撤収までの流れ、2市8町を担任する部隊、派遣の状況などを説明した。
職員はこの後、体育館で油圧式カッター削岩機、破壊構造物探知機(ファイバースコープ)、救命ボートなど救助用資機材を見学。隊員から使い方の説明を受け、駐屯地がもつ救助能力に理解を深めた。 (浩)