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連載 水谷市長の給料パート3 (完)

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2020/04/23掲載(網走市/政治・本誌連載)

~静かなる変更~

 議会や報酬審議会などでの議論をせず、水谷洋一市長が自身の給料月額を76万円から95万円に変更したことを機に、3月の定例市議会では複数の市議が関連質問をした。答弁で水谷市長は「関係機関と、報酬審議会についてよく相談をしたい」とした。ただ、条例では、同審議会の会議を招集するのは市長と定められており、水谷市長が任期中に開催するのかは不透明だ。           (大)

網走 報酬審議会 開催は誰が
経済対策、問われる手腕

■市長が招集

 市の附属機関の一つに「特別職報酬等審議会」がある。議員の報酬、そして特別職の市長、副市長、教育長の給料の額について審査する。常設ではなく、必要に応じて開催される。

 報酬審議会が属する執行機関は「市長」と定められている。構成員は7人で、審議が終了した時点で解嘱される。

 会議の招集は原則、会長がする。ただ、市の報酬審議会は1995(平成7)年度以降、開催されておらず、現時点で会長は存在しないため、招集するのは水谷市長となる。

 つまり、条例上では水谷市長自身が、報酬審議会の開催の有無についての権限を持っているのだ。水谷市長が会議を招集しない限り、給料月額95万円の妥当性について審査する機会はない、というわけだ。

 ただ、3月の議会答弁で水谷市長は「関係機関と相談したい」としており、市議会などから報酬審議会の開催を求める声が大きくなれば、水谷市長は会議を招集するかもしれない。

■構成メンバー

 前回(95年)の報酬審議会は、商工・漁業・農業・女性・労働・青年団体の代表者6人と学識経験者1人で構成された。会長は、当時の商工会議所会頭が務めた。

 もし、水谷市長が報酬審議会の会議を招集すれば、構成メンバーも人選せねばならない。市の担当職員によると、「構成メンバーの人選準備には着手していない」(4月9日時点)という。

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 市長の給料「95万円」が高いのか、安いのか―。それは人それぞれの価値基準によっても異なる。ただ、網走市の台所事情はかなり厳しく、しかも今はコロナ危機の真っただ中だ。収入が激減し、将来の見通しが立たないオーナーや市民は少なくない。

 こうした状況の中だからこそ、市長給料「95万円」の妥当性について、役人以外の第三者により議論する必要があると考えている。