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書くことが私の活力

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2020/07/17掲載(北見市/文化)

2冊を自費出版

 北見市在住の荒田悠さん(77)が、創作小説「石北本線-夢を乗せて-」(A5判73㌻)を自費出版した。母親について、きょうだい4人で共同執筆した「子どもが綴る 梅田文江の思い出」(A5判158㌻)も同時期に完成し「文章の上手下手よりも、書くことを楽しみながら本にすることができて、うれしいです。書くことが私の活力です」と話している。

北見の荒田悠さん(77)
創作小説「石北本線-夢を乗せて-」と4人で共著、母「梅田文江の思い出」

 荒田さんは小さなころから本や作文が好きで、大人になってからも文章教室に通うなど、趣味として文筆を楽しんでいる。2018年に自分史を発表したが、創作は初めて。

 「石北本線」は1960年代ごろの札幌を舞台に、田舎から出てきた女性が成長していくストーリー。明るく前向きな主人公の奮闘ぶりが読み手を引き付ける。

 自身の体験を元に想像を膨らませて書いた物語で、食事を取るのも忘れて執筆活動にのめりこんだという。「実際に体験したことを書くのとは違い、想像して物語を完結させることが難しかった」と振り返り「笑いながら手に取ってくれるだけでうれしいです」と話している。

 「子どもが綴る-」は、荒田さんが兄から「母のことを書いてほしい」と頼まれ、それなら「『自分と母』について、きょうだいそれぞれに書いてみない?」と姉、兄、弟に提案して完成した。

 母文江さんは、荒田さんが4歳の時に夫と死別。小学校教諭をしながら4人の子どもを育てた苦労人で「母の生涯を思うとすごい一生だったと思います」。

 荒田さんは著書の中で、文江さんの子ども時代の話や、孫をかわいがる祖母としての様子などを「母と私のわすれな草」と題し寄せている。

 荒田さんは「今はきょうだいが別々のまちで暮らしていますが、今でも亡き母を中心に心がつながっています。読んだ人の心に何か残り、生きる力の一助になれば」と話している。

 本は友人らに配ったほか、市立中央図書館にも寄贈した。 (理)