置戸まちづくり移動町長室 (完)
置戸まちづくり移動町長室 (完)
2020/12/11掲載(置戸町/社会)
「返礼品」の新設に理解求め
勝山地区でのまちづくり移動町長室
【ふるさと納税と返礼品の新設】
深川町長が「ぜひとも実現したい懸案」として、各地区移動町長室のすべての会場で提案した。深川町長によると、現在道内で返礼品がないのは置戸町を含め2自治体だという。
参加者から「返礼品について腹案があれば」とただされ、町の担当者が「今まで町内で培ってきたワインや焼酎、オケクラフトなどが考えられる」と説明。深川町長は「ゆぅゆに泊まれる券などもあり得るかも。あるものを工夫し、踏み出した後、返礼品開発を考えたい」と理解を求めた。
【地域の公共交通】
勝山地区でテーマに上げた。参加者は「免許返納後の高齢者の足について、きめ細やかな対応を」と要望。深川町長は「地域循環バスで工夫できるか検討する。難しい問題だけれど将来を見据えた案を考えなければならない」と回答した。
一方「旧勝山小学校グラウンドの利活用」については意見が交わされたが、進展がみられなかった。
そのほか参加者から出された要望では「立派な図書館をもっと活用し、子ども達に本を読んでもらいたい」「町外で学ぶ学生を応援する、ふるさと小包を検討しては」「年末に向けて町内の経済対策、消費喚起の第3弾は」といった意見が出され、それぞれ検討すると回答した。
深川町長は「役場町長室はいつも開いている。ぜひお出でください」と歓迎した。 (寒)