ピアノ・日本バッハコンクール全国大会へ
ピアノ・日本バッハコンクール全国大会へ
網走の小学生4人苫小牧地区大会で高評価
網走市の小学生4人が、ピアノ演奏の実力を競う「第11回日本バッハコンクール」苫小牧地区大会で、高評価を受けて全国大会への切符を手にした。全国大会は来年2月の東京都で開催されるが、4人は新型コロナウイルスの状況を踏まえた上で、出場するか判断するという。
いざ全国へ
全国出場を決めた4人を紹介。
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網走小6年男子児童
「地区大会は緊張してテンポが速くなってしまいました。全国では焦らずテンポを保ち、曲の流れをしっかり表現したいです」
◎課題曲 インヴェンションより任意の1曲(J・S・バッハ)
◎審査員の評価「美しいモチーフのかけ合いが素晴らしい」「流れがよく、音が美しい」「軽やかに流れよく演奏していた」
潮見小5年女子児童
「地区大会ではあまり音が響いていなかったように感じました。全国では響きのあるいい音を出したいです」
◎課題曲 バレット(J・P・キルンベルガー)
◎審査員の評価「リズミカルで心地よい演奏」「生き生きとリズムに乗って演奏できていた」「元気に明るくまとめていた」
網走小2年男子児童
「全国ではフレーズのまとまりを意識し、変化をつけられる演奏をしたいです」
◎課題曲 ブレ(L・モーツァルト)
◎審査員の評価「リズムにのって流れよくまとめている」「音楽を感じ、すっきりとしたまとめ」「よい流れで心地よい演奏」
網走小1年女子児童
「全国では三拍子のテンポに乗って楽しく弾きたいです」
◎課題曲 はさみとぎ(J・トンプソン)
◎審査員の評価「音の進んでいく方向がよくわかる演奏」「ゆるい感じで美しくまとめている」「音のつながりが素晴らしい」 (大)