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網走市の再発防止策

2021-09-17 掲載

(網走市/社会)

交通費助成券の窃盗受け…

 網走市役所に保管していた新型コロナワクチン接種用の高齢者交通費助成券が盗まれた事件を踏まえ、市は現金や金券を扱う事業に取り組む際の基本ルールを設けた。これまで全庁的な共通ルールはなく、盗難事件を機に再発防止を徹底する。先日の網走市議会・総務経済委員会で明らかにした。

現金、金券扱う事業の基本ルール設定
管理台帳の有無や保管場所の施錠など調査

 盗まれたのは、新型コロナワクチン接種用として65歳以上の市民に配布した交通費助成券。網走署の発表によると、逮捕した男(60代)の容疑は、今年5月25日から7月13日ころにかけて、網走市役所内にあった新型コロナワクチン接種のための高齢者用交通費助成券約50セット(計10万円相当)を盗んだ疑い。市は同31日の記者会見で、盗んだ男は網走市役所の夜間警備員だったことなどを明らかにした。

 9月3日に開かれた網走市議会の同委員会で、市企画総務部の秋葉孝博部長は「(金券の厳重保管という)当たり前のことができていなかったと認識している」とした上で、今後の対策を説明した。

 網走市役所には「(交通助成券などの)金券発行はもともと行政事務にない」(秋葉部長)ため、取り扱う上での全庁的な基本ルールは存在しなかった。しかし、今回の盗難事件を受け、庁内各部署を対象に、現金・金券の取り扱いについて (1)管理台帳はあるか (2)台帳を基に日々、管理職が金額や使用枚数を確認しているか (3)現金・金券の保管場所の施錠有無 (4)金券の悪用防止を兼ねる「通し番号」や「(光に反射して模様が浮き上がる)ホログラム加工」の有無-などを調査した。

 また、今後は現金・金券を扱う事業を進める際は、部署を問わずに財政課へ事業計画を記した決済文書を提出する仕組みを導入し、「再発防止に取り組んでいく」(秋葉部長)。

 市によると、盗まれた際の交通費助成券は、役所の部屋のテーブルの上に置いた段ボール箱に入れて保管していた。職員が部屋を退出する際は、部屋に施錠する仕組みになっていた。    (大)

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