改選後初めての美幌町議会臨時会が11日、開かれた。議長、副議長の選挙が行われ、議長は戸澤義典氏(64)＝無所属、3期目＝、副議長は馬場博美氏(68)＝無所属、2期目＝がそれぞれ当選した。

　議長選を前に戸澤氏と大原昇氏(70)が所信表明。選挙の結果、戸澤氏が9票、大原氏が5票を獲得した。戸澤氏は「チーム議会」の強化と議会改革の推進、議員後継者育成・なり手不足対策の3点を挙げ「この思いを軸に議会を運営する」明言。「政策の最終決定と行財政運営の監視が議会の2つの使命」とし、町に対しても支援と協力を求めた。

　副議長選では上杉晃央氏(71)と馬場氏が所信表明。馬場氏が9票、上杉氏が5票だった。馬場氏は「戸澤議長のもと職責を遂行したい。町政の発展のため全力で尽くす決意」と述べた。(浩)