カナダ出身で北見在住のルボナ・ザーマン(愛称リーナ)さんの写真展「NATURE」が、北見市内のまちきた大通ビル「コミュニティプラザパラボ」3階ギャラリーで開かれている。「自然」をテーマに、日本とカナダで撮影した35点を展示している。28日まで。
リーナさんは11年前から北見に在住。北見では英語の指導をするほか、環境科学の博士号を持ち、ハーバード大で環境法を学んだ経験から、子ども達に自然の大切さなども伝えている。写真は中学生からの趣味で、さまざまな被写体を撮り続けているという。
北見の金刀比羅さくら公園のライトアップされた桜、鶴居村のタンチョウヅルや旅行先の広島、京都など日本の風景をはじめ、カナダでは雄大なナイアガラの滝、カナディアンロッキーや何げない道端の花など、自然への優しい視線が感じられる作品が並ぶ。
「北海道の自然が大好き。自然や環境の大切さを感じてもらえたら」と話している。(菊)