北見地区消防組合消防本部のまとめによると、同組合管内(北見市、置戸町、訓子府町)の熱中症に7月の救急搬送は27人(26日現在)。連日の暑さにより、昨年7月の月間21人を上回るペースで推移している。
北見では連日の最高気温30度超えが続き、それに伴い高齢者をはじめ幅広い年齢で熱中症が発症。気温が上がる日中を中心に患者が増えている。特に10日、13日、25日、26日はそれぞれ1日あたり5人を搬送し、この4日間だけで20人に上った。
7月の患者はいずれも軽症または中等症でこれまで死者や重症者は報告されていない。
今後も暑さが続く見込みで、同本部はこまめな水分・塩分補給や冷房の活用などの対策を呼びかけている。気温の高い日は無理な外出を控え、発症が疑われる場合は涼しい場所で体を冷やす、意識がない場合などは救急車の要請を。(柏)