■公式LINE
市は昨年12月、新たな情報発信ツールの一つとして公式LINEを開設。今月26日時点の登録者は2600人を超え、じわじわと浸透している。
開設後、初めての試みとなった「LINEの利用に関するアンケート」は、今年2月28日〜3月7日に実施。登録者のうち344人が、LINEによるアンケートに答えた。
回答者を世代別でみると、最も多かったのは「50代」で25%を占めた。次いで、「40代」23%、「60代」20%、「30代」13%などとなっている。
■「広報あばしり」効果
アンケートで「市公式LINEをどのように知りましたか」(複数回答可能)と尋ねたところ、市が月1回発行・全戸配布している広報誌「広報あばしり」が39%で最も多かった。次いで、「市公式サイト(HP)」23・7%、「チラシ・ポスター」9%などとなっている。
市の新たな情報発信媒体と位置付けられる「FMあばしり」は4・4%、「新聞・テレビなどのマスメディア」2・3%だった。市の情報を届ける上で、広報誌はいまだに有効であることがうかがえた。
■市民の声
市は、「情報発信に関するアンケート」と「LINEの利用に関するアンケート」に自由記入欄を設け、市民の声を募った。
「情報発信に関するアンケート」に寄せられた、市民意見の一部は次の通り。
・「(人口減少社会を踏まえ)若い世代が定住したいと思う政策を早急に出す努力をしたほうがいい」
・「たまに鳴り響くサイレンの意味がわからず、公式サイトなどを見ても理由は書いておらず〜中略〜転入者にはわからないことが網走には多い」
・「広報あばしりは私にとって良い情報源」
・「結果の情報公開まで含めてアンケートの依頼をお願いします」
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「LINEの利用に関するアンケート」に寄せられた市民意見の一部は次の通り。
・「イベント情報は早くして」
・「津波情報はどのくらいでLINEできますか」
・「網走のいいところをもっとPRしてほしい」
・「新庁舎の進ちょく状況」