大空高校の交流拠点施設は、24年度に定員を超過する見込みのため、1億8491万円をかけて24人分(10室)を増築。全国からの入学者に対応する。
119番通報などを受理する通信指令台の更新は2億900万円を計上した。役場庁舎大規模改修は1億3855万円を計上し、電気設備、外構工事などを行って22年度からの事業を完了させる。23年度から2カ年で整備する大空地区河川防災ステーションは、24年度は3億8359万円を盛り込んだ。
子ども医療費の無償化は、助成の対象を従来の15歳までから高校生世代(18歳まで)に拡充するため2487万円を計上。熱中症対策として、高齢者や身体障がい者のみの非課税世帯を対象に、冷房機器の購入費の2分の1(上限5万円)を助成。100件分に当たる500万円を計上した。
東藻琴芝桜公園は、将来的な通年利用を見据えて基本計画を策定するため1000万円を計上。芝桜まつりは40回目の節目を迎えるためイベントを充実させる。
松川一正町長は「必要な社会インフラの整備、少子化対策を実施し、未来を見据え、真に持続可能なまちづくりに向けた各種計画の策定に取り組む」と述べた。(浩)