オホーツク総合振興局は管内農作物の生育と農作業の進ちょく状況(8月1日現在)を発表した。平年に比べ気温が高く、日照時間が多かったことから、すべての作物で生育は早まっている。
秋まき小麦は平年より8日早く、7月27日に収穫が終わった。春まき小麦と大麦の成熟はともに平年より8日早く進んでおり、収穫作業はそれぞれ9日早く7月30日に始まった。
大豆と小豆、飼料用とうもろこしが8日早く、ビート(移植)と牧草が7日早い生育。玉ねぎ、ビート(直播)が6日、じゃがいもと菜豆が5日それぞれ早く育っている。
水稲(米)は出穂(しゅっすい)期を迎え、7月27日には平年より4日早く穂が出そろった。開花、受粉も順調で今後、葉に日光をたくさん浴びて光合成し、栄養を蓄えていく。(寒)