北見市議会産業経済常任委員会が14日に開かれ、7〜8月に留辺蘂自治区で発生した大雨による農業被害状況について市が報告した。
報告によると同自治区では7月11日、8月9、21、24、27日、それぞれ1時間あたり最大降水量20㍉を超す大雨に見舞われた。その影響により平里、大和を中心に農作物や農地が被害を受けた。
農作物別の被害面積は玉ねぎが177㌶で最も多く、小麦110㌶、てん菜104㌶など55戸・計584㌶。農地は表土流亡や雨水流下によるガリ浸食、土砂流入などで51㌶が被害を受けた。
このほか牛舎や倉庫、ビニールハウスなどが被害を受けた。
市は廃耕となったほ場の緑肥栽培に要する種子購入費助成、農地の復旧に要する事業費の助成を行うとしている。(柏)