美幌町の平野浩司町長と町民がまちづくりについて意見交換する「町長と話そう」が9月22日、ワーキングスペースKITENで行われた。
町民の意見を直接聞き、町政に反映させようと初開催。4組が約45分間ずつ平野町長と意見を交わした。
豊幌の女性(38)は、今夏の猛暑を踏まえ、学校、保育所などへの冷房設備導入について意見交換。「子どもが顔を真っ赤にして帰ってくる。保健室で休む子も相当数いたと聞いている。早急に導入を要望したい」と話した。
平野町長は、町議会定例会の一般質問でも冷房設備に関する質問があったとし「整備する方向で進めている。来年の冷房が必要になる時期までにはきちんとしたい」と回答した。
小学校の1学級の人数、学校の統合などについても活発に考えを述べ合った。終了後、女性は「冷房に関しては安心することができた。町長と直接、話すことができるのはおもしろい試みだと思う」、平野町長は「生の意見を聞くことができた」とそれぞれ感想を述べた。
町は今後も定期的にこの意見交換の場を設ける考え。(浩)