木工サークル「留辺蘂もくもく倶楽部」の木のおもちゃ作品展が、NHK北見放送局内NHKぎゃらりーで開かれている。勝山千枝子代表は「日常から離れて、木の温もりを感じてもらえたら」と話している。午前9時半～午後5時。16日まで(最終日は午後2時まで)。

　町内で開かれた公民館木工講座の初級・中級を受講した人達が集まり、1991(平成3)年に結成。現在、男女5人が留辺蘂住民交流センターに集まって活動しているほか、子ども達対象の教室の指導なども行っている。

　13年ぶりとなる作品展には、鏡餅、ひな人形といった季節が感じられる作品をはじめ、時計、木琴、クラシックカー、飛行機、船など、木の種類それぞれの特性を効果的に活かした美しい作品がずらり。また、ボールを上から転がすゲームやドールハウスなど、実際に触って遊べる木のおもちゃのスペースも設けた。

　勝山代表は「完成した時もうれしいですが、作る過程もわくわくします。子ども達にも遊びに来てもらいたいです。お土産もあるかも」と呼び掛けている。(菊)