性的マイノリティを支援する「パートナーシップ宣誓制度」を導入する北見市は16日から、新たに旭川市をはじめ同市と定住自立圏域を構成する7町との自治体間連携をスタートさせる。
同制度は、一方または双方がLGBTQなど性的マイノリティの成人カップルが宣誓すると市が受領証を交付。法的な効力はないが、2人の関係を首長が証明することで、当事者の生き方を応援する。市は2022年4月に制度を開始した。
同年6月に札幌市と自治体間連携を結び、その後は苫小牧市、江別市、岩見沢市、函館市、帯広市、北斗市と連携先を拡大してきた。今回は旭川市、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、東川町、美瑛町と自治体間連携を結ぶ。
宣誓者は、連携自治体間で転入・転出をする際の手続きが簡素化され、宣誓書受領証などを継続して使用することができる。(柏)