8・5%増でコロナ前の水準に迫る

2024-02-16 掲載

(網走管内/社会)

2023年度上期の管内観光入込客数

 オホーツク総合振興局は2023年度上期(23年4月~9月)の管内観光入込客数をまとめた。総数は574万5900人で、前年同期比44万7800人(8・5%)増加。コロナ禍以前の19年度の水準に迫っている。

コロナの5類移行や旅行支援など実施
道外客、外国人客が大幅に回復

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 23年度上期は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことや旅行支援の「HOKKAIDO LOVE!割」の実施、市町村の観光イベントの再開などが重なり前年に続き回復基調が継続した。

 入込数の内訳は道外客が194万2200人で前年比17・7%増加。道内客が380万3700人で同4・3%増加し、道外客の入込増が目立った。

 月別の入込数は8月が136万700人で最も多く、最少は4月の37万9800人。月によりばらつきはあるものの、すべての月で前年を上回っている。

 市町村別の入込数上位は大空町が83万5800人で前年に続き1位。2位は北見市で72万3200人、3位は網走市で65万5300人、4位は美幌町で61万8300人、5位は遠軽町で57万6900人。

 訪日外国人宿泊客数(延数)は5万870人で前年の1147人から44倍に増加。大幅な回復を見せたが、コロナ禍前の19年上期(7万655人)には届かなかった。

 国・地域別のトップは台湾が1万3465人、2位は香港で1万696人、3位はシンガポールで7375人、4位は中国で4200人、5位は米国で2932人。(柏)

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