建設業売上高ランキング

2024-03-07 掲載

(網走管内/経済)

2023年オホーツク管内

上位5社の順位は昨年と同じに
100社の合計売上高は前年比4・7%減少

 帝国データバンク北見支店は、2023年オホーツク管内建設業売上高ランキングをまとめた。総売上高は2年連続で前年を下回ったが、過去18年間では上位6番目の業績となっている。

 管内に本社を置く建設業958社を抽出し、2022年7月期~23年6月期決算の売上高上位100社を集計・分析した。

 上位100社の売上高合計は1275億1100万円で前年比4・7%(63億2800万円)減少し、2年連続で前年を下回った。近年北見市などで活発だった公共工事がひと段落したことが主な要因と見られる。

1位は湧別町の西村組

 売上高ランキング1位は西村組(湧別町)で58億500万円(前年比17・2%増)、2位は興和工業(北見市)で47億2300万円(同2・6%減)、3位は早水組(網走市)で42億8400万円(同8・9%減)、4位は丸田組(同)で38億6800万円(同11・9%減)、5位は渡辺組(遠軽町)で38億1300万円(同0・5%減)と上位5社の順位は昨年と同じ。

 前期よりも増収となった企業は48社で前年よりも3社増加。増収率は5%未満が16社で最も多く、次いで10%以上20%未満が14社、20%以上が13社。

 売上規模別では、5億円以上10億円未満が56社で最も多く、次いで10億円以上20億円未満が31社、20億円以上が13社。

 業種別では土木、建築などの「総合工事」が79社で売上高合計は1080億7900万円。次いで一般電気、管工事などの「設備工事」が13社、125億5500万円、金属製屋根、建具工事などの「職別工事」は8社、68億7700万円。(柏)

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