夢は大きく オリンピック出場

2024-03-11 掲載

(北見市/スポーツ)

北見北光小6年 大場 伶音くん

旅立ち

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柔道、全国ナンバーワン強豪校の東海大学付属相模高校中等部に進学

 柔道に打ち込む北見北光小6年の大場伶音くんは卒業後、神奈川県の東海大学付属相模高校中等部に進学する。昨年、全国中学校柔道大会で団体優勝するなど国内ナンバーワンの強豪校で全国一を目指す。

 5歳から柔道を始めた。北見なかざわ道場に所属し昨年、一昨年は北海道小学生学年別柔道大会で準優勝、日整全国大会で7位に入るなど活躍。一時は勝てなくなり柔道を辞めたいと思ったこともあるが、「がむしゃらに練習することでつらい時期を乗り越えられた」。指導者によると、練習熱心で研究心も旺盛。小さな子の面倒をよく見る優しい面もあるという。

 東海大相模高はあこがれの金メダリスト、井上康生さんの出身校。その中等部で腕を磨きたいと直々に監督を訪問し、入部の意思を伝えた。これまでに数回、部の練習にも参加し、2月に行われた入試に挑戦。見事合格し「どうしても入りたかったので、涙が出るほど嬉しかった」と振り返る。

 同中等部の柔道部には新年度、7人の1年生が入部予定。大場くんは「みんな高い目標を持って入ってくると思うので、自分は将来オリンピック出場という大きな夢に向かって頑張りたい」と語る。

「次は自分が日本一に」

 今月末には親元を遠く離れて寮生活が始まる。「両親は寂しがりつつも応援してくれています。自分は不安も少しはありますが、それよりも楽しみな気持ちの方が大きい。全国優勝したチームなので、次は俺がやってやるという気持ちです」と前を向く。(柏)

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