北見市 子ども医療費 18歳まで助成拡大

2024-08-05 掲載

(北見市/社会)

子育て世帯の負担軽減で

通院・入院は一律で初診時一部負担金のみに

 北見市は1日から、子ども医療費の助成範囲を18歳(高校生世代)まで拡大した。また、これまで子どもの年代や市民税の課税・非課税世帯で区分されていた助成内容を統一し、0歳から18歳までの通院、入院とも自己負担は初診時一部負担金のみとなった。

 従来の医療費助成制度の対象は0歳~中学生。小学生以下は入院も通院も対象だが、中学生は入院のみが対象だった。

 1日からは、助成の対象を0歳~18歳(高校生世代)に拡大。併せて自己負担は課税・非課税を問わず一律、初診時一部負担金(医科580円、歯科510円)のみとなっている。調剤や柔道整復は無料。

 訪問看護は診療費の1割負担とし、月額限度額は課税世帯1万8千円、非課税世帯8千円。

 今回の制度改正は辻直孝市長の公約で、子育て世帯の経済的負担軽減が目的。市は新年度予算に事業費1億2100万円を計上した。(柏)

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  • 子ども医療費

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