津別町在住の女性(95)が、自宅の花壇に花でオリンピックシンボルの5つの輪を表現した。「五輪に元気をもらったので」と毎日欠かさず世話をしており、周囲の評判を集めている。
縦約3・5㍍、横約6・5㍍の花壇に、テランセラで5つの輪と「PARIS」の文字を表現。ベゴニアやマリーゴールドの花で周りを飾った。
毎年恒例のデザイン花壇。昨年はロシアのウクライナ侵攻などに思いをはせ「平和」などの文字を表現した。
今年の五輪はテレビでたくさん観戦したそうで、中でも女子柔道の阿部詩選手や女子やり投げの北口榛花選手が印象に残っているという。「負けたとしても若いからまだまだ頑張れるはず」とエールを送る。
デザインのポイントは、輪の1つに赤色のテランセラを使ったこと。輪の重なっている様子も表現した。「赤い輪を3つぐらいにした方が良かったかな。選手の皆さんに元気をいただいたので、4年後もまた花壇をつくれるよう自分も頑張りたい」と話している。(浩)