1年の活動成果を披露する、北見仁頃書道会の第31回作品展がNHK北見放送局ぎゃらりーで開かれている。25日(最終日は午後2時)まで。
同会は1993(平成5)年に仁頃高校開放講座としてスタート。会員達は「継続は力なり」を合言葉に書技向上に励んでおり、現在は9人が所属している。
会場には、条幅の作品を中心に24点を展示している。字形や筆運びを意識した古典の臨書をはじめ、漢字が持つ造形性を強調した一字書、漢字とかなをバランスよく仕上げた調和体が並んでいる。このほか、はがきや色紙サイズの遊び心ある作品も並び、明るい雰囲気が広がっている。
会員は「家族のように支え合いながら活動を続けています。じっくりと楽しんでもらいたい」と話している。(理)