北見北斗高でSSH課題研究発表

2024-03-26 掲載

(北見市/教育)

1年の成果をポスターに

まちきた大通ビルで27日から展示も

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 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている北見北斗高校で21日、生徒自らテーマを設けて探究してきた成果を披露する課題研究発表会が行われた。

 SSHは、文部科学省が先進的な理数教育を行う高校などを支援する事業で、同校は2017年度から指定を受けている。

 この日は、選抜5グループによる口頭発表の後、2年生によるポスターセッションを実施。研究内容を1枚のポスターにまとめ、聞き役の生徒らの前で発表するもので、会場の体育館には「AIによる死傷者のない戦争の可能性について」「時間経過に伴うフライドポテトのシナシナ化に関する研究」など時事問題や身近な疑問をテーマにした56枚のポスターが並んだ。

 生徒達は「伝える」ことを意識しながらテーマに基づいた仮説や検証の流れ、考察などを発表。聴衆から質問も多く上がり、互いに学びの視野を広げていった。ポスターセッションには、同じSSH指定校の釧路湖陵高校の生徒16人も参加し、発表を通じて交流を深めた。(理)

 ◇  ◇  ◇

 同校の「課題研究ポスター展」が27日(水)~31日(日)、北見市内のコミュニティプラザパラボ3階市民ギャラリーで開かれる。1、2年生約450人がグループごとにまとめたポスター105点が展示される。

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