道内の工業高校の生徒らが研究・製作活動の成果を発表する第42回北海道高校工業クラブ大会が19日、北見工業高校で開かれた。
同校での開催は2013年以来11年ぶり。大会は、テーマに基づき取り組んできた研究・製作の成果を発表する「課題研究発表」と、工業にかかわる関数計算など計算技術を競う「計算技術競技」を実施。札幌や旭川、釧路など15校から109人の生徒が参加した。
課題研究発表では、各校の生徒が動画上映や実演を交えて作品の製作工程や成果などを披露。「達成感を感じた」「一からものをつくる大変さや面白さを実感できた」などと述べた。
審査の結果、旭川工業(制作部門)と富良野緑峰(調査・研究部門)が全国産業教育フェアへの出展が決まった。
公園づくりに取り組んだ地元の北見工業は製作部門でスペシャリスト大賞を受賞した。(柏)