北見市は、辻直孝市長の公約である第2子以降の保育料一律無償化を4月にスタートさせた。認可施設の保育園、認定こども園、小規模保育園利用者が対象で、今後は認可外施設の利用者にも対象を拡大する方向で調整を進めている。
国の政策により、3~5歳の保育料は以前から一律無料となっている。一方、0~2歳児はこれまで、所得や第1子の年齢により保育料が無料となる場合、有料の場合があった。
今後は所得や第1子の年齢にかかわらず、生計を一にするきょうだいのうち第2子以降の保育料が無償となる。
対象施設は保育園、認定こども園、小規模保育施設。
認可外施設については、4月末をめどに第2子以降保育料一律無償化の対象に加える見通し。納入済みの保育料は4月にさかのぼって還付する方針。新たに無償化の対象となる児童は100人程度と見込まれている。(柏)