インフルエンザ、新型コロナともワクチン接種により感染リスクの低減や重症化予防などが期待される。北見医師会などによると、接種費用はインフルエンザが3千~4千円なのに対し、新型コロナは1万円を上回ると見られる。
コロナワクチンは副反応の課題があり、費用も高額とあって今後、接種が進むかは不透明な状況だ。
各自治体では主に秋~冬、季節性インフルエンザの定期予防接種を行っており、接種費用の一部を公費で負担。対象は①65歳以上②60~64歳で心臓などの機能障害、免疫障害があり日常生活がほとんど不可能な人―。
北見市や近隣市町では、接種者の自己負担を1000~1100円ほどに設定。費用の差額分を公費で補っている。
国が示している新型コロナワクチン定期接種の対象者はインフルエンザと同じ。北見市によると、自己負担額や接種期間、委託先の医療機関などは現時点では未定という。一部報道によると自己負担額は最大7千円とも報じられている。(柏)