全日本柔道形競技大会へ

2024-05-30 掲載

(北見市/スポーツ)

「力出し切りたい」

 全日本柔道形競技大会(6月1日、東京都)に出場する北見なかざわ道場の選手が28日、北見市役所で辻直孝市長にあいさつした。出場者は、道場の指導者で柔道整復師の中澤伸一さん(56)、と弟で教員の正さん(52)ペア。柔道整復師の黒川俊光さん(26)と、正さんの長男で同じく柔道整復師の中澤佑紀さん(24)のペア。それぞれ意気込みを語った。

北見なかざわ道場の2 組
中澤 伸一さん・正さん兄弟ペアは15回目
黒川 俊光さん、中澤 佑紀さんペアは初出場
いざ全国へ

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 中澤伸一・正ペアの同全国大会出場は今回で15回目。これまで数々の上位成績を収めており、2017年の大会では3位入賞の快挙を遂げた。

 今回は、4月に行われた「極の形」部門の全国枠予選で73・0ポイントを挙げ、2位の成績。全国大会出場規定の70ポイント以上、3位以内をクリアし、全国出場枠で出場権を獲得した。

 一方、黒川・中澤佑紀ペアは4月に札幌で開かれた全道大会の極の形部門で優勝し、初めて同全国大会への出場権を獲得した。全国大会の極の形部門に出場する14組のうち、2組が北見勢となる。

 この日は都合で欠席した正さんを除く3選手と北見市柔道協会の西尾静男会長が辻市長を訪問。

 黒川さんは「気負い過ぎず、自分の持てる力をすべて出し切りたい」。中澤佑紀さんは「今の自分達の全国での立ち位置を確認し、次に生かせるようにしたい」と意気込みを語った。(柏)

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