原作者は北見出身の伊科田海さん。「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画がアニメ化され、今年1~3月のテレビ放送で人気が拡大。ファンが物語の舞台を訪れる〝聖地巡礼〟に関する問い合わせが増えている。
市は、さらなる誘客につなげようとアニメのヒロイン「冬木美波」などを印刷したパネルやコースターを製作し、条件を満たしたファンにコースターを贈呈するキャンペーンを実施している。
コースターは全3種で、市役所やJR北見駅など市内18カ所に設置された等身大およびミニサイズのパネル(全9種類)をスマホなどで撮影し、写真を市役所(5階観光振興課)、市観光協会、北見ハッカ記念館・北見薄荷蒸溜館のいずれかに提示すると、1種もらうことができる。
地元ファンも参加しやすく
市内外から誘客し観光振興目指す
残り2種は、ふるさと納税を活用した「旅先納税」の返礼品として得られる電子クーポンを2店舗で各千円以上使用する必要があり、これまで市民参加が難しかったが、市は地元ファンの要望に応え、今月からは新たなキャンペーンを追加。「山の水族館」または「きたみファミリーランド」で対象チケットを購入した人にも希望に応じてコースターをプレゼントしており、市内外の利用を促している。
プロモーションを展開する市観光振興課は「アニメやキャンペーンをきっかけに多くの方に北見の施設、店舗を楽しく利用してもらいたい」と話している。
キャンペーンは今月末まで。コースターは数量限定で、なくなり次第終了となる。(理)