日本女子テニス連盟北海道支部主催の第35回「JLTF北海道8地区親睦テニス大会」がこのほど、千歳市内で開かれ、北見地区が16年ぶり2度目の優勝を飾った。選手達は「楽しんでプレーをした結果が優勝につながり、うれしい」と喜びを分かち合っている。
ダブルス3組による地区対抗の団体戦。北見地区の代表は6人。5月の地区予選で選出された。
大会には道内8地区の9チーム(開催地は2チーム)が出場し、各予選ブロックの首位3チームが決勝ブロックで優勝を争った。
決勝ブロックでは札幌、帯広と対戦。いずれも第1試合を落とす苦しい船出となったが、相手チームに流れを渡すことなく丁寧な試合運びで全6試合中4勝2敗で優勝をつかんだ。
子育てや介護、仕事などを抱えながらも時間をやりくりして練習に励んでいる選手達にとって優勝は大きな励みとなった。監督は今大会を振り返り、「ペア同士の攻守のバランスや信頼関係はもちろん、1人ひとりの『テニスが好き』という素直な気持ちが優勝を引き寄せたのでは」と話している。(理)