常呂川と網走川流域の7市町と北海道、北海道開発局の主催による2024年度常呂川・網走川連合総合水防演習が1日、北見市内の常呂川河川敷で行われ、参加者が各種訓練を通じて防災意識を高めた。
6月の「水防月間」に合わせて各種水害への備えや対策を強化する狙いで毎年行われており、北見市での開催は1990年以来34年ぶり2回目。消防や警察、自衛隊、大学、などから約1500人が参加した。
演習会場では常呂川と網走川での洪水を想定し、消防団や自衛隊による水防工法訓練、自主防災組織による住宅浸水防止訓練、消防隊による転落車両救助訓練、警察による倒壊家屋救助訓練などが行われた。(柏)